harry’s memorandum

おれおれメモ

XenServer5.6リリース

2010/5/28はiPadの国内販売で賑やかになっていますが、その影でXenServer5.6がリリースされました。個人的には後者を楽しみにしていました。

さっそく、おうちのXenServer5.5をそのままUpgradeで5.6にしてみました。
使う側としてはスナップショットのリバース復活と、OVFのインポート/エクスポート対応が嬉しいです。
f:id:dharry:20100529090032j:image

kernelのバージョンは結構あがってる。

# uname -a
Linux osanna 2.6.27.42-0.1.1.xs5.6.0.44.111158xen #1 SMP Mon May 3 21:26:51 EDT 2010 i686 i686 i386 GNU/Linux

新機能としては
http://virtualization.info/jp/news/2010/05/release-citrix-xenserver-5-6-essentials-for-xenserver.html

  • ダイナミックメモリ(「Memory optimization(メモリ最適化))
  • 自動作業負荷バランシング
  • パフォーマンスのアラートとレポート
  • Red Hat Enterprise LinuxCentOSOracle Enterprise Linux 5.4のサポート
  • ホストあたり最大64基の論理プロセッサ、256GバイトのRAM、そして16枚のNICをサポート
  • XenCenterでOVFインポート/エクスポートをサポート

ダイナミックメモリ(メモリオーバーコミット)は期待していたんだけど、よくよくみると有償じゃないと使えないのか。
あと、スナップショットも稼働中のメモリダンプもしないので、スナップショットを撮った瞬間の状態には戻せない。有償の「Live memory Snapshots and Reverts」にしないとVMwareのようにはできないのか。残念。