ノートPC に VMware ESXi インストール
最近のノートPCのCPUは普通にIntel-VT搭載しているので、VMwareESXiをインストールしてみました。私のDELL Inspiron 1420 では少しBIOSの設定を変更しただけですんなりインストールできました。
構成
- DELL Inspiron 1420
- CPU: Core2Duo T7250
- Memory: 2GB
必要なもの
USBブート作成
explzh で VMware-VMvisor-InstallerCD-3.5.0_Update_3-123629.i386.iso を開きます。VMware-VMvisor-big-3.5.0_Update_3-123629.i386.dd.bz2 を取り出しbzip2を解凍します。
DD for Windows で 3.5.0_Update_3-123629.i386.dd を USBに書き込みます。
ノートPCのBIOS設定 (DELL Inspiron 1420)
BIOSの設定を変更します。
- Flash Cache Module
サイドツリーから [Onboard Devices] -> [Flash Cache Module] Enabled -> OFF に変更
- SATA Operation
補足(VMwareESX3.5i update5 にしたらAHCIのままでOKになった)
サイドツリーから [Onboard Devices] -> [SATA Operation] AHCI -> ATA に変更
- Virtualization *2
サイドツリーから [POST Behavior] -> [Virtualization] OFF -> Enabled に変更
ESXiの設定
USBブートだと30秒ぐらいで起動しますね。本当に速い。
- CPUが対応していない場合
Unsupported BIOS setting, CPUID is limited Disable 'limit CPUID value' or 'Support.となったら
ブート時にShift+Oを押して nocheckCPUIDLimit
- sshで接続できるように設定
- 起動後「ALT+F1」を押して「unsupported」と入力しEnterでコンソール画面でログイン。
- /etc/inetd.confを修正(先頭のコメントをはずす)
ssh stream tcp nowait root /sbin/dropbearmulti dropbear ++min=0,swap,group=shell -i
-
- inetdにSIGHUP
pid=`ps | grep inet | awk '{ print $1 }'` kill -HUP $pid
- UTCからJSTに変更
VMwareESXiだとUTCなので9時間ずれます。BIOSの設定を変更するのは嫌なので、無理やりどこかのCentOS5から/etc/localtimeをコピーして対応。
~ # date Sun Feb 1 05:31:54 UTC 2009 ~ # scp root@hoge_centos:/etc/localtime /etc/ ~ # date Sun Feb 1 14:32:33 JST 2009