harry’s memorandum

おれおれメモ

ヒシアケボノのマイルCSの思い出

大学生だった私は、大学の友人と後楽園ウィンズへいき、パドックをみることなく馬券を購入していた。
私も友人も根拠のない自信があったからだ。

  • 友人

今年のJRAのCMは「今年のマイルは重い!」*1って言ていただろう。
重い馬のアケボノが勝つに決まってんだよ。

京王杯AHの勝ち馬をしらんのか。そのレースで2着のジェニュインは天皇賞秋で2着だぞ。
1.32.7でマイルを走破したドージマムテキが勝つに決まってんだろう。

結果は、1着トロットサンダー、2着メイショウテゾロという、10万馬券で終わった。そのあと後楽園の噴水の前で、1時間ほど、ボケー、としていた。
マイルCS以降、友人は競馬をあまりしなくなったが、私はさらにはまっていく。

あのレースは、ドージマムテキが負けたのは馬が弱かったんではなく、本当は柴田善臣が原因ではなかろうか?

という責任転嫁と思い込みを腹の中に溜め込みながらだ。

そして時は経ち、1998年9月13日の東京最終レース、私は柴田善臣のコシズアルファを軸に5頭に2000円づつ流していた。
最終コーナーで、先頭を走るコシズアルファがよれた瞬間、6頭が落馬。私の馬券は軸馬は降着、紐は5頭とも落馬中止となった。

http://db.netkeiba.com/race/199806040212/

それ以降、私は柴田善臣の馬券を買っていない。
1995年のマイルCS柴田善臣に疑惑をもった最初のレースとして思い出に残っている。

*1:こんなフレーズだったけどもう記憶ないです。だれか教えて。