RDPのセッション共有(シャドウ機能)が使えなくなった
恥ずかしながらそもそもシャドウ機能を知らなかった。
管理者悲痛? 人知れず削除されたRDPのシャドウ機能
Posted by 山市良 ( 2012年12月17日 )先月、Windows 7 SP1向けのRDP 8.0更新(KB2592687)について、いろいろと制約事項を説明しましたが、その中でリモートデスクトップ接続のホストとしてRDP 8.0を有効にすると、シャドウ セッション機能が利用できなくなると書きましたが、補足させてください。正確には“RDP 8.0のセッションでshadow.exeコマンドが機能しなくなる”です。実は、RDPのシャドウ セッション(リモート制御)機能、RDP 8.0が標準のWindows 8やWindows Server 2012からは削除されてしまいました。
http://www.computerworld.jp/blogs/d/205897
記事をみていて、「管理ツールのターミナルサービスマネージャでセッション接続するやつね」と昔からよく使っていたことを思い出しました。あれ便利だったから、Windows8/Windows2012で使えなくなるのはちょっと残念です。
とりあえず、Windows2008で使える設定を備忘録に書いておきます。
スタートメニューからグループポリシーを起動
gpedit.msc
ここの設定を有効にして「ユーザーの許可なしでフルコントロールにする」
->コンピュータの管理 -->管理用テンプレート -->リモートデスクトップサービス -->リモートデスクトップセッションホスト -->接続 -->リモートデスクトップサービスユーザーセッションのリモート制御のルールを設定する
OSリブートもしくはpgupdateを実行して反映
gpupdate.exe /force
あとは適当にRDPで接続して該当するセッションを調べてshadowコマンドで接続。下の例はadministratorでRDP接続してdharryユーザのセッション2にアタッチしています。
C:\Users\Administrator>query session セッション名 ユーザー名 ID 状態 種類 デバイス services 0 Disc >rdp-tcp#0 Administrator 1 Active rdpwd rdp-tcp#1 dharry 2 Active rdpwd console 3 Conn rdp-tcp 65536 Listen C:\Users\Administrator>shadow 2